「銭、金じゃなく動いてくれる仲間」へ恩返しのために!堅い絆を胸に内装一式工事へ挑む!!

『仲間との繋がり・絆』を糧に汗を流す内装一式工事業者

職人の世界にも、生産性、業務効率という文化は確実に根付き始めていて、決して無視できないものとなってきた。それでもやはり、働いている人間たちの中で、義理人情のような文化が残っているのも事実。

そんな後者に代表されるような『仲間との繋がり・絆』を糧に自らの仕事を続けることができてきた、と語るクロス職人がここにいる。主に関西圏で内装一式工事を行なっているのが株式会社ASTRIDE(京都府京都市)の代表・甲部 真吾(かっとり・しんご)さん。

仲間たちへの恩返しのためにも日々働く。「『アイツと一緒に仕事しててよかったな』って思ってもらえるなら、僕は満足です」と。

以下では、甲部さんが独立から今日に至るまでに、堅い絆の下で仲間たちと過ごした日々の一端を明かしてもらった。果たして、自らの成長、事業の拡大、それらに義理人情がいかに貢献したのだろうか?

「仲間」の支援を受けて完成した内装一式工事

  株式会社ASTRIDE代表・甲部 真吾(かっとり・しんご) / 京都府京都市 / クロス・表具工事、内装一式
株式会社ASTRIDE代表・甲部 真吾(かっとり・しんご) / 京都府京都市 / クロス・表具工事、内装一式

–ASTRIDE(アストライド)の仕事内容は?

甲部 真吾(以下、甲部) 今は内装一括管理・施工の会社としてやらせてもらっています。23歳で独立して12年間は個人事業主としてやってきまして、一昨年に法人化しました。

僕は最初、本当にクロスを張るだけの職人で、徐々にお客様から頼られるようになって、一人ではこなせないような仕事量をお願いされるようになっていきました。

僕もなんとかお客様の期待には応えたいと思っていたので、応援を呼んだりして、2人、3人でこなすという形を繰り返すようになっていったんです。

応援に来てくれた仲間は、ほかに仕事があるにも関わらず、僕が大変だからっていう理由だけで駆け付けてくれていました。

そんな仲間に相応の対価を払えるようになるため、材工一式に切り替えたり、床仕上げ工事、ダイノック工事などの内装仕上げ工事もと、仕事の幅を広げていきました。

するとある時、僕の古い友人が夢だった美容室を開業することになって、お店を「頼めへんかなあ」と相談してきたんです。

幸い電気屋さん、大工さん、設備屋さんとも繋がりはできていたので、その人たちに相談してみたところ「できるやろ。やってあげるよ!」と快く引き受けくれて。

そんな周りの人たちに助けてもらったことで、友人の美容室もなんとか形にできて、喜んでもらうこともできた。それが内装一式工事という形のきっかけでしたね。

–施工エリアや請けるジャンルは?

甲部 エリアは基本的には関西圏っていう形でやらせてもらっているんですけど、タイミングによって実際にはその近隣県ぐらいまでは行くときもあります。

熊本の地震があった後には、熊本で同じ内装をやっている従兄弟から応援要請を受けて行ったりもしました。職人が足りなく困っていると。もう、理由なんていらないですよね。

特にジャンルについては限定していたりはしません。住宅、店舗、オフィスなどあらゆる内装をやらせていただいています。

個人的な楽しさで言えば、店舗は好きですけどね。手がけたレストランなんかに、後日嫁さん子供と一緒に行ったりして、「ここ俺がやったんやで」なんて言えるのもいいですよ。

「2000回は辞めたいと思った」修行時代!

クロス職人の修行時代を語る内装一式工事業者・株式会社ASTRIDE(アストライド)の甲部真吾さん

なぜ建設業の仕事を始めた?

–甲部 僕は18歳からクロス職人をやってきました。

実家は父親と兄が造園業をやっていて、若い頃はなんとなく親と一緒に働くのは嫌だなっていう想いがあったんです。兄がいるから、父親から家業を継ぐことを強く求められていた訳でもなかったですし。

当時、バイトしながら生活していたときに、ちょうど兄の同級生がクロス屋で人が辞めてしまったタイミングだったんです。そこで兄に紹介してもらったのがきっかけでしたね。「クロスって何なん?」と、意味もわからずでしたが(笑)。

修行は大変だった?

–甲部 行ってみたらなかなかハードなところで、給料は低いけど仕事量は多い(笑)。あるとき朝7時に始まって翌朝4時ぐらいまで働くっていうのが、3日続いたこともありました。

そしたら流石に3日目に僕も倒れてしまって……。別の職人さんに発見してもらって助かったんですけど、それが結構な問題になったりもしましたね。

そんなきつい職場ではあったんですけど、かつて僕たち職人の中ではどんな理由があっても3年続けずに辞めると「どこ行っても、アイツはあかん」と影で言われてしまうような風潮があったんです。今では考えられないことですけど(笑)。

僕の場合、家が職人家系だったこともありそういう部分は大切にするところがあったんで、意地で辞めませんでした。本当は2000回ぐらい辞めたいと思ってましたね(笑)。

–独立を決意した理由は?

甲部 23歳の時に独立したのですが、当時なんの根拠もなく30歳になったときの自分の立ち位置がどうなっているかで、その先の自分の人生が決まると思っていたんです。

「30歳でショボい職人だったとしたら、その先もずっとショボいままや。それなりに頑張ってて名の通った仕事ができていたら、もっと飛躍できるやろ」と。

結局、最初のクロス屋では5年働いたのですが、僕の根拠もない考えに立ち返ったとき、このままではダメだと思って独立することにしました。

仲間に「アイツと一緒に仕事してて良かった」と言ってもらえる仕事をしたい

今後の目標を語る内装一式工事業者・株式会社ASTRIDE(アストライド)の甲部真吾さん

–「仲間」になる基準は?

甲部 メールとか活字だけではわからない部分って絶対にあるので、目を見てしゃべることを大切にしています。そうした中でその人の良いところ、悪いところが見えてきて、付き合うかどうかの判断ができる。

1回会ったぐらいではわからないことも多いので、僕の場合時間がかかるかもしれません。『お客様ファースト』は大前提ですが、これまで述べてきたような仲間意識というか、価値観を共有できる人が良いですね。基準としてはやっぱり「人」に尽きます。

–甲部さんのこれからの目標は?

甲部 法人化して内装一式で請けるようになることができましたが、あの時助けてくれた仲間がいなかったら、自分が今のようにはなれていないことはわかっています。「お金なんてどうでもええねん。早よ終わらしてメシ行こっ」なんて言ってくれて。

逆に、一緒になった現場の休憩中などに大変な状況だと聞いて、お願いなんてされなくても手伝いに行ったりすることもありました。

そういう銭、金じゃないところで動いてくれる仲間に対して僕が何ができるかっていったら、もちろんまずは気持ちを返すことですけど、仕事は仕事なわけですから対価としてお支払いしたい。

それで10年後なのか20年後になるのかわからないですけど、「アイツと一緒に仕事しててよかったな」って思ってもらえるなら、僕は満足ですね。

今は内装一式としては駆け出しの段階なので、あまり偉そうなことも言えないし、年間の仕事の割合もそれが占めているということでもないです。

もともとやっていたクロス・床での依頼と半々ぐらいですが、そんな人たちに仕事を依頼するためにも、内装一式の割合を徐々に増やしていけたら良いなと思っています。

企業情報

社名/株式会社ASTRIDE(アストライド)

https://sustina.me/company/655172

本社所在地/京都府京都市山科区大塚北溝町10

対応可能職種/内装一式工事(材工), クロス・表具工事

対応可能エリア/関西圏

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