「ウチの空調・電気工事は相場より高いかも!誰がやってもできるレベルまでの図面に落とし込むから」

空調や電気工事の設計と施工管理を行っている株式会社コンフォルトさんにインタビューしました。大規模案件を多く扱い、協力会社を求めている同社代表・米本俊一さんに、求める職人像や監督業務のリアルを話してくれています。

大規模な空調・電気設備の改修工事がメイン

–コンフォルトさんの現在の主な業務内容は?

空調工事の設計・施工管理をメインとしながら、電気設備の設計・施工管理なども行っています。工事のみの案件も承っています。社員は設計4人、施工管理が9人です。施工は協力会社さんにお願いしています。小さめの会社さんから大きいところまで30社くらいとお付き合いしているところです。

–関東以外の地域でも施工されるんですか?

そうですね、東京だけじゃなく、九州などでも仕事させてもらうことはありますよ。とはいえ、現場は地方でも、基本的には本社が東京の会社からの依頼ですね。

–どういったところから仕事を受注することが多いのですか?元居た会社の時からのお付き合いとか? 新規での取引はありますか?

基本的にはリピートのお客さんの仕事が多いです。オフィスビルなどの規模の大きな工事案件だと特に、年単位で計画的にやることが多いですから。新規としては、リピーターの方からの紹介などが多いですね。あとは現職の前はサブコンに勤めていたので、その時の知り合いから紹介してもらったりしたことも多少ありますけども。

–いつも請けてらっしゃる工事の種類や規模はどのようなものが多いですか?

ほぼ改修工事ですね。少額の工事だと3万円ぐらい、高額になると工事で6億と幅はすごくあります。小さな工事というのは個人宅の空調などのことで、積極的には取ろうとしている訳ではなく、個人的なつながりや付き合いで請けているようなものです。個人宅などは基本的にやっていないですね。

–ちなみに大きいところだと、どういう工事案件をやられるんですか?

例えば、2万平米の倉庫とかですね。うちはメンテナンス案件はやってないので、改修工事中心です。リピーター中心に回してます。

精度が高いから、相場よりも高い

自社の品質を語る株式会社コンフォルト代表・米本さん

–サスティナの存在は、どうやって知ったんですか?

人からの紹介ですね。職人が不足しているので、協力会社をよく探している時に、薦められたのがきっかけでした。今はすごく職人が足りていないですからね。まだ、加入して日が浅く、条件などに折り合いがつかなかったので、実際に発注させていただくには至っていません。

–では、加入されたきっかけは空調や電気工事の職人、協力会社探しだったと?

ですね。私自身がサスティナを開いて使うことはないんですけど、社員が協力会社を探すときに使ったりしています。逆に、サスティナのサイトを見て、うちに見積依頼してきた会社さんもありました。弊社は相場からすると恐らく高いはずなのですが、安めの工事会社に依頼してトラブルが起き、困ってうちに頼んでくる場合もあるみたいですね。

–相場が高いと明言するのは、なかなか勇気の要ることのように感じますが

弊社では職人さんなら誰がやってもできるレベルまで落とし込んだ図面を書いて工事するので、その分安くはならないことが多いですよね。中には図面は書かず、設計図がある状態で工事する会社さんも多いですが、うちでは図面(施工図)まで落とすので、どんな職人さんでも施工できるような状態にしています。

–協力会社さんとの契約などはどのようにされていますか?

弊社では、お願いする職人さんとも、契約書を交わすようにしています。発注書も出させていただいてますね。1人工とかだと出さない場合もありますけど、そこはきちんと説明して、理解してもらっています。他にも新規の協力会社さんの場合、着手金を先にお渡しすることで、少しでも協力会社さんにうちを信頼してもらえるようにしていますね。

協力会社選びは、社員に任せている

–協力会社から付き合いたいとの申し出あった時、判断基準などはありますか?

具体的な部分は、社員に任せているんですけど、基本的には金額や対応可能な工種かという、条件面ですよね。職人を選ぶのは基本社員に任せています。物件だけでいったら、年間200件程度の工事をやっているので、全部は私1人では見れません。1億円以上などのある程度規模が大きい工事案件は、自分も入って見ています。

–では、ご自身が施工管理をやっていた頃は、どういう職人さんを選んでいましたか?

図面通りにやってくれる方ですね。アレンジしない人が良かったです。準備した設計図には自信があったので。なおかつ、何時までかかるという見立てより早く終わる人の方がなお良いですね。前もって長めに見積もってくれる人の方が安心して進行できました。

施工管理は、経験が命

施工管理を語る株式会社コンフォルト代表・米本さん

–お父様の会社を継いで現在に至っているということをネットの方で拝見しました

18歳の時に、施工管理やってみないかというお話をいただいて、サブコンで契約社員として施工管理をしていました。その後に会社を継いだといっても、当時は親父と社員一人だったので、今の会社の体制はほとんど継いでから自分で作り上げた形です。10年前くらい、30代半ばでしたね。

–施工管理ってマニュアルがないですよね?御社ではどうやって社員の実力を伸ばしましたか?

こればかりは失敗もしながら、経験を積んでいくことしかないと思います。

–ご自身もサブコン時代に施工管理をされていましたが、先輩に教えてもらったりしましたか?

いえ、ほったらかしでしたね(笑)。弊社は、研修・講習などを会社で実施しているので、ちゃんと教えています。難しい案件は私が直接チェックしたり、図面も見たりしますね。教育や指導をきちんとすると良い反面、わからないのでと言って、私にやってもらおうと思ってしまう社員も出てきてしまうので、その塩梅は難しいです。ある程度考えてから持ってきてもらわないと、成長につながりません。

–確かに悩ましいところですね

今、会社のルールなども作っているところです。大きい会社のそれを参考に、いくら以上の大きな案件では、自分のチェック入れる、とかですね。

経営上の課題は、「社員教育」

経営課題を語る株式会社コンフォルト代表・米本さん

–お仕事はとても順調そうに窺えますが、御社で今抱えている課題はありますか?

人が育つのに時間かかることですかね。社員教育に、研修だったり、講習だったりを実施するようにはしてますけど、人によっても育ち方が違うし、覚えることがたくさんある職業なので。中途採用でいうと、スキルのあるサブコン経験者とか、実力者を採用できるようになりたいなという気持ちはあります。

–最後に、会社として今後の目標は何ですか?

実は、あんまりないんです。事業拡大も特に積極的ではないですよ(笑)。本当は、社員もあまりたくさんは増やしたくはなかったんですけど、案件が増えて、社員1人1人への負担が大きくなってしまったので増やさざるを得なくなってしまって。基本的には、回せる仕事の量を増やすには、今いる社員に優秀な人材になってもらうか、優秀な人を採用するかだと思っています。

–策定中のルールや研修などが鍵となりそうですね。本日は、お忙しい中取材に応じていただきありがとうございました

取材対象

米本 俊一(よねもと・しゅんいち)/株式会社コンフォルト/代表取締役/サブコンで施工管理として働いたのち現会社の代表取締役に就任

■企業データ

社名: 株式会社コンフォルト

創業:1992年 

本社所在地:〒 108-0023 東京都港区芝浦3-20-6 NTMビル5階

従業員数:15名

代表者:米本 俊一

事業内容: 電気、 給排水、 空調・エアコン、 給排気・ダクト、 管工事施工管理

メンバーページ:https://sustina.me/company/659626

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