塗装会社社長の熱い想い「気持ちの入っていない人間と仕事はしない!」

熱い想いを糧に、塗装の仕事を続けてきた株式会社ツバケンの西野亨(にしの・りょう)さん。ここではその熱源となっている過去の経歴や考え方を深掘りしてみました。

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ブランクを取り戻したい気持ちが努力の糧に

–西野さんの塗装職人としてのキャリアはどれほどですか?

西野 10代で始めたこの仕事は18歳くらいで役職ももらって、下にも何人か付いてくれてたのですが、20歳で離れました。でも、辞めた後の生活がつまらなくなって、30歳でまた戻りました。

–なぜ30歳で建設業に戻ったのですか?

西野 まっとうに生きようと思った時に、塗装屋しか知らなかったので、腹を決めて塗装屋をやることにしました。今独立して5年目です。ブランクが10年あったので、戻った当初、自分が思ったようには塗れなくなっていて悔しかったです。日当8000円くらいでのリスタート。でも負けず嫌いなので、人の倍は努力してその壁をぶち抜きましたね。そのまま終われないじゃないですか。18歳くらいには工事主任とかだったのに。

–仕事の上で大切にしていることは?

西野 「仕事には厳しく」がモットー。職人ってコミュニケーション下手なので、現場でミスがあってもへらへらしてしまったりするんですよね、そういった時にお客様が怒ってしまったりとか。私は気持ちの入ってない経営者や職人とは仕事をしないようにしています。

–確かに、気持ちが入っていればそういう応対にはなりませんよね

西野 仮にミスを起こしてしまっても、職人のミスをきちんと謝って、誠意を示したら、逆にお客さんも信頼してくれて、追加で発注くれたりすることもある。逆に言えば、謝れないとか、怒られてすねるとかはありえません。特に塗装って最初と最後が肝心なので、お客さんを大事にできる業者と仲間になりいたい。

「人に舐められたくない」そこは変わっていない

仕事上の信念を語る株式会社ツバケン代表・西野さん

–お話からは信念の強さのようなものを感じます、それは昔からですか?

西野 子供のころからヤンチャで、自己顕示欲の塊だったし、辛いことも好きじゃないから逃げたり。結局、何者にもなれてなくて一時は道を外れてしまったこともありました。だからこそ、芯は通したいなと。でも、人に舐められたくないし、指図されたくないっていう本質は、変わってないですね(笑)。

–独立の背景はどのようなことがあったのですか?

西野 独立のきっかけは、結婚でした。その時に「日当を2000円上げられますか?」と会社の社長に聞いたんです。すると、できないと言われたので、元々3年くらいで独立するつもりでしたが、予定より1年早く独立してしまいました。当時の月収で家庭を持つと、金銭的に辛いことはわかっていたので。

–独立によってその状況が変えられたと?

西野 普通の塗装工だと、日当1.8万円くらいが妥当だと思いますけど、私は自分の技術に自信があったので日当2万円にした。それでも、すぐ発注していただいた工事業者の方から、2万円じゃもったいない、と請負工事もいただけるようになりました。

自分が成長しないと従業員も育てられない

–西野さんは、仲間との繋がりを非常に大切にされているとよく聞きます

西野 それが自分の強みだと思っています。サスティナも含めて、良い業者とかいれば、全部周りの人に紹介してますね。

–みなさんそういった西野さんの動きで周りの方は幸せになってるわけですよね、見返りは求めないんですか?

西野 あまり求めないです。困ったときに助けてくれる仲間が増えるだけでもありがたいですから。ウチが施工管理として現場にはいる時とかは、お金をもらいますけどね。常日頃自分がやられて嫌なことはあんまりしないスタンスです。

–これまで仲間になった人、ならなかった人といたと思いますが、どういう線引きでしたか?

西野 合わない部分などは直接言っちゃいますね。直接コミュニケーションしちゃうタイプです。なので、相手からそう思われることはあるかもしれないけど、私から「受け付けないなこの人」っていうのはあんまりないです。そうやって「一緒に仲間意識を持って」ってとこからビジネスって始まりますよね。酒の場とかでしゃべって、何クッションか入れることも大事。経営者がどんな人間か、どんな会社かも大体わかりますよ。

–建設業界向上委員会に積極的に参加していただいていますね

西野 建設業界向上委員会には実行委員という形で参加していますが、僕の発案企画で99人(実際は97人)ほど集まってうれしかったです。参加者は現場主義の社長もいたり、会自体も時間があれば来てくださいっていうスタンスだと思いますけど、僕は仕事の時間を割いてでも来るべきな集まりだと思っていますね。

–それはなぜでしょうか?

西野 経営者が現場にいても社員が育たないですし、現場にずっといることは経営の仕事ではないと思います。「忙しいなら来いよ、従業員育たないから忙しいんだよ」と、知り合いに言うときもあります。現場を任せて建設業界向上委員会で知識を増やしたり、まずは自分が育って、それで従業員も育てられる。その方が現状を抜け出す近道な気がするんです。

塗装はいかにお客様から信頼されるかが大切

会社の強みを語る株式会社ツバケン代表・西野さん

–そんなツバケンさんの強みとはなんでしょうか?

西野 お客様へのサービスにかける情熱ならどこにも負けませんね。お客様もそこを信頼してくれていると思います。塗装って相見積もりとかも取りやすいですし、価格も決して安くはないですが高すぎるわけでもないので、お客さんもすごく金額とか施工方法を気にしますよね。でも、塗ってから何年もたたないと結果もわからないので、信頼をいかにされるかが大事なんです。

–今後建設業界でやってみたいことは?

西野 あんまり高望みしてなくて、目の前のものを頑張るっていうスタンス。基本せっかちなので、やってみたいことはもうやっています(笑)。私にはブランクがある分、人より遅れていると思うので「倍頑張らないと」とは思ってますね。性格上、自分より先に経営してた人は「超えたいな」とも。「ブランクがあっても、俺の方がやれるぞ」って(笑)。

–西野さんが魂を込めてお仕事に臨まれていることがよくわかりました。長時間にわたって、インタビューに応じてくださりありがとうございました。

取材対象

西野 亨/株式会社ツバケン代表取締役/4年前に独立。建設業は塗装業一筋

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