塗装会社社長の熱い想い「気持ちの入っていない人間と仕事はしない!」

「若いころはヤンチャだった」と当時を振り返る塗装職人にして、株式会社ツバケンの代表を務める・西野亨(にしの・とおる)さん。

今は仕事に一直線。「気持ちの入っていない人間と仕事はしない!」と語るほどに、魂で仕事をする。

熱い想いを糧に、塗装の仕事を続けてきた株式会社ツバケンの西野亨(にしの・りょう)さん。その熱源となっている過去の経歴や、仕事への考え方を深掘りしてみました。

厚木でAZABUを背負う塗装会社

–ツバケンのお仕事の内容はどのようなものでしょう?

西野亨(以下、西野) 神奈川県厚木市を拠点に塗装工事をしています。あとは、リフォーム工事を請けることもあります。建物の外部への工事が多いですが、何でも相談に乗れますよ。僕は最近、現場には出ていませんが、今は事務員1人の、職人4人体制で会社をしていますね。

どちらかと言うと戸建ての施工を多く請けています。チラシなどで集客して一般の戸建て住宅の塗装から修繕まで、全部やっていますね。弊社は塗装業から始まってますが、お客様が求めているものは基本的に全部相談に乗っています。

–加盟しているAZABUグループとは?

西野 特に契約金などを払って参加しているものではありません。AZABUは参加者が名乗る屋号で、全国に展開されているものです。多くの会社がその名前を借りて仕事をしています。グループに入っていることで、塗料を安く仕入れられたりという恩恵もあるんです。他にも対競合でのコンペでも強みになっていたりします。

ブランクを取り戻したい気持ちが努力の糧になっている

–西野さんの塗装職人としてのキャリアはどれほどですか?

西野 10代で始めたこの仕事は18歳くらいで役職ももらって、下にも何人か付いてくれてたのですが、20歳で離れました。でも、辞めた後の生活がつまらなくなって、30歳でまた戻りました。まだ若く、ヤンチャだったので、社会に合わなかったんです(笑)。

–なぜ30歳で建設業に戻ったのですか?

西野 まっとうに生きようと思った時に、塗装屋しか知らなかったので、腹を決めて塗装屋をやることにしました。今独立して5年目です。ブランクが10年あったので、戻った当初、自分が思ったようには塗れなくなっていて悔しかったです。日当8000円くらいでのリスタート。でも負けず嫌いなので、人の倍は努力してその壁をぶち抜きましたね。そのまま終われないじゃないですか。18歳くらいには工事主任とかだったのに。

–仕事の上で大切にしていることは?

西野 「仕事には厳しく」がモットー。職人ってコミュニケーション下手なので、現場でミスがあってもへらへらしてしまったりするんですよね、そういった時にお客様が怒ってしまったりとか。私は気合の入ってない経営者や職人(社外)とは仕事をしないようにしています。

–確かに、気持ちが入っていればそういう応対にはなりませんよね

西野 仮にミスを起こしてしまっても、ミスをきちんと謝って誠意を示したら、逆にお客さんも信頼してくれて、追加で発注くれたりすることもある。社会人として謝れないとか、怒られてすねるとかはありえません。特に塗装って最初と最後が肝心なので、お客さんを大事にできる業者と仲間になりたい。

「人に舐められたくない」のは昔から変わっていない

仕事上の信念を語る株式会社ツバケン代表・西野さん

–お話からは信念の強さのようなものを感じます、それは昔からですか?

西野 子供のころからヤンチャで、自己顕示欲の塊だったし、辛いことも好きじゃないから逃げたり。結局、何者にもなれてなくて一時は道を外れてしまったこともありました。だからこそ、芯は通したいなと。でも、人に舐められたくないし、指図されたくないっていう本質は、変わってないですね(笑)。

–独立の背景はどのようなことがあったのですか?

西野 独立のきっかけは、結婚でした。その時に「日当を2000円上げられますか?」と会社の社長に聞いたんです。すると、できないと言われたので、元々3年くらいで独立するつもりでしたが、予定より1年早く独立してしまいました。当時の月収で家庭を持つと、金銭的に辛いことはわかっていたので。

–独立によってその状況が変えられたと?

西野 普通の塗装工だと、日当1.8万円くらいが妥当だと思いますけど、私は自分の技術に自信があったので日当2万円にした。それでも、すぐ発注していただいた工事業者の方から、2万円じゃもったいない、と請負工事もいただけるようになりました。

仕事は「仲間意識」を大切にする

–西野さんは、仲間との繋がりを非常に大切にしていると聞きました

西野 それが自分の強みだと思っています。良い業者がいれば、全部周りの人に紹介して仕事を繋いだりしています。

–見返りは求めないのですか?

西野 求めないです。自分が困ったときに助けてくれる仲間が増えたというだけで、ありがたいですから。常日頃自分がやられて嫌なことはあんまりしないスタンスです。

–仲間になった人、ならなかった人、どういう線引きでしたか?

西野 私は合わない部分などは直接言っちゃタイプなので、相手からそう思われることはあるかもしれないけど、私から「受け付けないなこの人」っていうのはあんまりないです。ビジネスって「一緒に仲間意識を持って」ってとこから始まると思っているので。酒の場とかでしゃべって、何クッションか入れることも大事。そこで経営者がどんな人間か、どんな会社かも大体わかりますよ。

塗装はいかにお客様から信頼されるかが肝

会社の強みを語る株式会社ツバケン代表・西野さん

–そんなツバケンさんの強みとはなんでしょうか?

西野 お客様へのサービスにかける情熱ならどこにも負けませんね。お客様もそこを信頼してくれていると思います。塗装って相見積もりとかも取りやすいですし、価格も決して安くはないですが高すぎるわけでもないので、お客さんもすごく金額とか施工方法を気にしますよね。でも、塗ってから何年もたたないと結果もわからないので、信頼をいかにされるかが大事なんです。

–今後建設業界でやってみたいことは?

西野 あんまり高望みしてなくて、目の前のものを頑張るっていうスタンス。基本せっかちなので、やってみたいことはもうやっています(笑)。私にはブランクがある分、人より遅れていると思うので「倍頑張らないと」とは思ってますね。性格上、自分より先に経営してた人は「超えたいな」とも。「ブランクがあっても、俺の方がやれるぞ」って(笑)。

企業情報

社名/株式会社ツバケン

https://sustina.me/company/653671

本社所在地/神奈川県厚木市三田南3-1022

自社請け可能職種/シーリング工事(工事のみ) | 防水工事(工事のみ) | 塗装工事(工事のみ)

対応可能エリア/埼玉県 | 千葉県 | 東京都 | 神奈川県 | 静岡県

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