タイル施工に携わって半世紀。大ベテランが語る仕事の醍醐味

創業30年。タイル工事の老舗・トーヨータイル

半世紀にわたってタイル工事の施工管理に携わってきた前田和洋さん。自身で立ち上げた株式会社トーヨータイルは30年あまりの歴史を刻んできた。

一途にタイル工事に携わってきた前田さんは、タイル工事のどこに魅力、醍醐味を感じるのだろうか。大ベテランにとって「いい仕上がり」とは?

前田さんに話を聞く。

スケジュール調整に苦戦した新人時代

前田和洋(まえだ・かずひろ) / 株式会社トーヨータイル / タイル・レンガ・ブロック工事(材工)

−−この業界に入ったきっかけは?

前田和洋(以下、前田) 私の父親は大工をやっていたのですが、自分は不器用だし、大工には向いていないと思っていたんですね。そんな中、学生時代のアルバイト先でたまたまタイル会社の人と知り合う機会があり、「うちへ来ないか」と誘われたのが最初のきっかけです。職人ではなく施工管理として。

−−施工管理仕事はすぐに覚えられましたか?

前田 いえ、最初は図面の見方すらわからず、困っていました。従兄弟で建築関係の仕事をしている人がいたので教わりに行ったりしていました。

タイル施工にはさまざまな工法があって、それぞれに専門の職人さんがいます。その工程がどれくらいの時間がかかるものかを把握しながら、職人さんたちのスケジュールを調整し、予定通りに工事を進めていくのが施工管理の仕事です。これが複数の現場を併行して進めるとなると、なかなか頭を使いますよ。

すべての失敗を「いい仕上がり」の糧にしてきた

−−タイル工事の醍醐味を教えて下さい。

前田 やはり建物の外壁は一番目につきやすい場所ですし、そこを美しく、きれいに仕上げられれば、それを目にする人たちに喜んでいただけます。

努力を続けることで、自分が携わった現場や建物を「いい仕上がりだ」と評価してもらえるのが、この仕事の醍醐味です。これまでタイルの仕事を長く続けてきて、いっぱい失敗やミスを経験してきましたけど、それが全て「いい仕上がりにする」ための糧になっているように思います。

独立してトーヨータイルを立ち上げたワケ

独立・起業の経緯を語る、タイル工事の株式会社トーヨータイル社長・前田和洋さん

−−独立して、トーヨータイルを立ち上げたのはなぜ?

前田 一言で言えば、「独立した方がいいと感じたから」ですね。当時は会社に雇われて働いてはいるものの、社員一人ひとりが「個人商店」のように職人さんを抱え、現場を回しているような状況だったので、「一人でやっても同じじゃないか」と考えました。

でも独立してからは、一つミスをするとその責任が全て自分にふりかかるので、会社員の時よりも一層、細心の注意を払うようになりましたね。

誰からも「良い仕事」と言われるタイル施工が強み

−−現在、トーヨータイルの現場はどんな種類が多いですか?

前田 全体的には、マンションの外壁を手がける現場が多いです。しかし最近では、学校や保健所などの公共施設にも携わっていますし、工場や倉庫といった現場も増えてきています。景気の低迷が続いている間は工事単価がずいぶんと抑えられてきましたが、ここ数年は職人さんなどの人材不足もあって、工事単価の正常化が進んできた印象があります。

−−トーヨータイルの「強み」を教えてください。

前田 同業他社と比べて抜きん出ているものがあるとは思いませんが、強いて言うなら新しいことにも臆せずチャレンジしようとする姿勢を持ち続けていることでしょうか。

新たな工法や製品などが現れたら、職人さんたちにも勉強会へ積極的に参加してもらって、新しい知識やノウハウを身につけてもらえるように促しています。あとは誰が見ても「良い仕事」と言われるような丁寧な仕事を常に心がけている、ということぐらいですかね。

[企業情報]

社名/株式会社トーヨータイル

https://sustina.me/company/247

本社所在地/埼玉県さいたま市中央区新中里1-10-8

自社請け可能工種/タイル・レンガ・ブロック工事(材工)

対応可能エリア/埼玉県 | 千葉県 | 東京都 | 神奈川県

 

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