社長は元職人!養生・クリーニングのスタッフ150名を抱える工事会社とは!?

大手建設会社の1次請け業者として養生・クリーニング工事を任されている株式会社プロウイング。自社にも専門のスタッフを多く抱え、大型ビルや商業施設などを手掛ける同社の社長・鎌田智一さんも、キャリアのスタートは職人からだったと言います。果たして、プロウイングとはどのような会社なのでしょうか?そして鎌田さんのステップアップの道程とは?話しを聞きました。

150人の養生・クリーニング集団を抱えるプロウイングとは

養生・クリーニング工事の株式会社プロウイング代表・鎌田さん

–御社の業務内容を教えてください

元々弊社は、人材派遣業務を主にやっていました。例えば、引っ越しとかイベントなどに派遣するような。ジャンルは解体工事などが入っていきやすく、当時は350人くらいの日雇い労働者さんを抱えていました。今はそれらをやめて、ゼネコンの新築・改修工事現場の、養生とクリーニングを主にやっています。いわゆる養生・クリーニング工事です。

–自社で職人さんを抱えているのですか?

養生・クリーニング工事の方は職人さんを抱えて施工しています。直用の職人が150人くらいいて、現場に行ってもらっていますね。工事部の方は、弊社が一括で請けて、受注した工事を協力業者さんにお願いしています。ウチでは工程表などを書いて、設計事務所からもらった図面を基に工事をやってもらっている形です。

–多くのスタッフがいるようですが、総勢でどれほどになりますか?

正社員で40名、他に直用のアルバイトの職人も含めると、全体では220人くらいになりますね。アルバイトスタッフの給与は日給月給ですが、社保には全員入っていますよ。

–それは多いですね!そうなると御社で請けてる工事の規模はどれくらいになるのでしょうか?

常時、現場は70〜80現場くらい併行で動かしています。1人だけの現場もあれば、5-6人で動いている現場もあったり様々ですね。仕事をいただくのは、大手の建設企業が多いです。ゼネコンの工事現場だと、ビル建設の途中とかで、中が見えないようにすべての窓に養生を張ったり、竣工前に共用部を全館養生したりするので、そうなると養生だけで1,000〜2,000万円になったりもしますよ。

–他に工事部もあるのですね

工事部の事業は一度上手くいかなくなりまして、施工管理の派遣事業の方をメインに行うようにしましたが、工事部に再度力を入れようということで、再編成しました。今は、自社でもそこそこやれるようになって、内装工事・外装工事を行っています。主に大規模オフィスの工事をやったりしています。

–サスティナを知ったきっかけはどのようなものでしたか?

知人からの紹介でした。営業さんに直接左官屋さんを紹介してもらったことがあります。サスティナには知人との付き合いで入会した部分もあったのですが、入ってみて建設業界の方々とこんなに会うことになるとは思っていなかったですね。

元職人が取締役社長になるまで

社長就任までを語る養生・クリーニング工事の株式会社プロウイング代表・鎌田さん

–では、話は変わって鎌田さんが建設業界に入ったきっかけはどのようなものでしたか?

私はもともとこの会社に入る前に鳶職人を4〜5年やっていました。ですが、ある時じん帯を切ってしまったことから、座って働ける仕事に付こうと思い、ご縁をもらった感じです。僕はこの会社の社長としては、二代目です。会長(前社長)との血縁はありません。中途で社員として入って、社長になりました。

–入社当初はどのような仕事をされていましたか?

手配師として、各現場に職人を配置する業務でした。この立場の人は現場を知らない人が多かったのもあって、私の現場での経歴が生きました。それでも、やってみたら驚くことは多かったですね。職人さんによっては、こっちが「ここの現場に行ってください」って言うと、意外と「遠いから嫌だ」とか言う人もいたり(笑)。

–一部そういう方もいらっしゃるかと(笑)

私の場合、「遠いから行きたくない」は認めなかったので、職人さんが現場に行かない。そのせいで売り上げが下がるなんていう経験もしました。逆に、「(同僚と)仲が悪いから行きたくない」というのは認めてましたね。不仲などでコミュニケーション面が滞って、怪我につながることは避けたかったので。

–なるほど。勉強になります。会社の社長を継がれるときに不安なことなどはありましたか?

入社して13年弱この会社で社員をしていましたが、2016年12月に社長を継ぎました。もともと社長になろうなどとは全然考えていなかったです。一緒にやっている役員連中も同じ年齢くらいで、その中でたまたま自分が選ばれた感じでした。でも、選ばれたからには社長として会社の発展のため、ついて来てくれる社員とその家族のために、誠心誠意努力していこうと思っています。

事業拡大でポストを増やし、若い人たちを育てていきたい

今後の展望を語る養生・クリーニング工事の株式会社プロウイング代表・鎌田さん

–事業をこうしていきたいとか、採用などについて鎌田さんが考えていることはありますか?

協力業者やアルバイトで若い人をどんどん入れて、人を育てるという方針ではいます。人材派遣で始まっている会社ですので、元料理人とか元サラリーマンという人が、なんだかんだ色々なことがあって月払い生活が無理になり、日雇い労働の世界に来るのを見てきました。

それをなんとか再生してもらうという感覚ですね。徐々に生活を豊かにして、ウチに入る前よりは良い生活が送れるようにしてあげたいです。そのためにも、技術や知識を付けさせてあげたいですね。もともと弊社の役員の内2人は日雇いからのスタートでした。社内には4大卒から中卒までいろいろな人がいるので、誰でも稼げるような会社にはしたいです。

–役員さんが元々中途採用だったり、日雇いの方となれば、若手はやる気になれそうですね

頑張った分は上にあがれるよう、ポストを作っていってあげないといけないと思っています。私が入社した時も、支店がどんどん出来ていたタイミングでした。店舗展開はしてかないと、新しく入る人にとっても頭打ちになっちゃいますよね。そうして事業を大きくしていけばいくほど、次は誰を支店長にしようかと新しいポストへの人材登用が進みますから。

–鎌田さん自身の経歴からも、“人財”を大切にされていることが良くわかりますね。本日はお忙しいところ、インタビューに応じていただきありがとうございました

取材対象

鎌田 智一(かまた・ともかず)/株式会社プロウイング取締役社長/鳶職人を経て同社に入社し、社長に就任するまでに至る

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