「夢は市議会議員」地元愛にこだわるペンキ屋の若手社長

若手社長は地元で一番愛される塗装・リフォーム会社を目指す

町田市野津田町(東京)で、地域ナンバー1の愛される塗装・リフォーム屋を目指す、30代の若手社長・杉浦誠真さん。

順調に見えた会社経営では、1年前に大きな挫折を味わった。今、会社はワケあって一人での再スタートを切り、忙しい日々を過ごす真っ只中。

しかし、杉浦さんは失敗によって苦労だけでなく、顧客サービス向上や信頼を勝ち取るための道筋も見つけることができたという。

そんな杉浦さんの、地元に愛される塗装屋になりたいという想いの先には、さらなる大きな夢があった。

10代から塗装屋一筋

クラフトバンクとの出会いを語る塗装・リフォーム「誠美装」代表・杉浦さん
杉浦誠真(すぎうら・せいま) / 誠美装 / シーリング工事(材工) | 防水工事(材工) | 塗装工事(材工)

塗装職人になろうと思ったきっかけは?

杉浦誠真(以下、杉浦) きっかけは求人情報誌を開いたときに、塗装屋が載っていたので連絡してみたというだけでした。正直、塗装の仕事を始めた理由は、仕事内容よりも生活のためだったんです。

10代のころから塗装の会社に入り、腕を磨いてきました。ペンキ屋を始めたのはかれこれ17年前くらいです。

塗装職人をやっていたときは何度も他の業界に転職しようとも考えたんです。でも親方が魅力のある人で、その影響を強く受けていたこともあり、塗装職人一筋で仕事を続けました。

独立開業した今は、現場の管理などがメインですが、今でも塗装の腕には自信があります。

家族が増え、職人として独立

–どうして独立しようと思ったのですか?

杉浦 独立したのは10年前です。塗装職人として稼ぎたいと思っていたので、もともといつかは独立しようと考えていました。その想いがより強くなった理由は、2人目の子供が産まれたことです。家族のために、もっと収入を増やそうと。

–独立後、お仕事をどうやって獲得されていきましたか?

杉浦 仕事をもらえるところを探すため、インターネットで「協力業者 募集」と検索してヒットした会社やアルバイト雑誌で求人を出してる建設会社に電話し、面談をしてくれる会社探しから始めました。

独立直後は塗装職人の一人親方として仕事をし、徐々に建設業界の人との繋がりを広げていきました。そのころから長くお付き合いさせてもらっている協力業者さんが6社くらいあります。徐々に、従業員も雇っていったんです。

経営失敗で1人からの再スタート

–独立から今までは順調?

杉浦 1年前に従業員が辞めてしまって、今は僕1人でやることになって今はすごく大変です。経理から、現場管理、営業、お客さんへの引き渡しまで全部一人でやっています。今は本当に休みが取れず、忙しくしていますね。従業員がいた時とは全然違います。

社員が居なくなったことで、月にこなせる仕事量もだいぶ減りました。当時、仕事が多い時は月間30棟の現場を回していたんですけどね。

従業員が辞めてしまったことについては、僕に非があったのだろうと、今は自分を戒めています。でも良い勉強になったと、ポジティブに考えるようにしています。同じことは繰り返さないと心に誓いました。

–失敗から学んだことは?

杉浦 以前は経営もどんぶり勘定な部分があったのですが、1人になってからは収支を細かく見る癖がつきましたね。おかげで家のお金も細かく管理できるようになりました(笑)。

営業からお客さんへ直接引き渡しまで担っているので、お客様が何を望んでいるのか、どうしたらお客さんに喜んでもらい、信頼してもらえるかをより深く知ることができました。

現代の塗装職人に求められる要素

–御社の現場で大切にしていることは?

杉浦 ウチの現場に入る職人には仕事ができるできないよりも、社会人としてマナーやTPOに合わせた身なりを大事にさせています。常に人から見られていることを意識させて現場に向かわせます。

現代の職人にはそういう意識も必要です。職人の在り方は時代とともに変化しているので、昔ながらの清潔感の感じられないようなザ・職人は現場に入れさせません。見た目が不良ぽく見えるのはNGです。

–ほかには?

杉浦 塗装は見栄えが一番なので、常に現場を綺麗に保つことには拘っています。どこよりも綺麗な塗装現場にしたいと、細心の注意を払っています。養生だって見栄えが大事。養生が汚いと全てが汚くなります。

–得意な塗装ジャンルは何ですか?

杉浦 塗装の仕事で苦手なものはないですね。あえて挙げると内装と吹き付けが得意です。あくまで僕個人の意見ですが、内装・外装も大きい建物から小さい建物も、塗装職人はすべてできて当たり前だと思います。

地域に愛され、いずれは市議会議員になる

誠美装のオフィスに併設した地域に開放しているカフェ
誠美装のオフィスに併設した地域に開放しているカフェ

–競合他社との差別化は考えている?

杉浦 エイジング塗装には力を入れていきたいです。新しい建物を塗装の技術により、あえて味のあるものに見せて建物を演出するようなことができていけば良いなと思っています。

でも1番は、お客さんに信頼してもらうことに重きを置いてますね。僕自身を売り込んでいき、信頼関係を構築して仕事を任せてもらうことですかね。お客さんが喜んでくれることを常に考えている塗装屋でありたいです。

–今後、会社をどのように成長させていきたい?

杉浦 今年までに株式会社にして、5年の間で塗装やリフォームで地域でも良く知られた会社にしたいです。地域ナンバー1の愛される会社を目指します。

その一環としてオフィス内にカフェを準備しています。地域のご近所さんに集まりなどで、使ってもらえるような空間を提供しています。

あとは、一緒に働いてくれる人材は獲得したいですね。僕のプライベートの時間は無くても良いのですが、以前に従業員がいたときは忙しくても幸せだったんですよね。

–個人の夢は?

杉浦 将来は町田市議会議員に立候補したいです。すごい恥ずかしいんですけど昔からの夢なんです。これから独立や起業を考えている人が、もっと行動に移りやりやすい環境を作っていければと思っています。そのためにも、まずは塗装を通じて自分が今やれることを全力でやっていきます。

[企業情報]

社名/誠美装

https://sustina.me/company/660794

本社所在地/東京都町田市野津田町1852-3

自社請け可能職種/シーリング工事(材工) | 防水工事(材工) | 塗装工事(材工)

対応可能エリア/東京都 | 神奈川県

 

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